会長を拝命して

会長 越智 邦明

 愛媛県保険医協会は保険診療を行う医師・歯科医師によって、「保険で良い医療の充実・改善を通じて国民医療を守ること」「開業医師・歯科医師の生活と権利を守ること」を目的に活動を行っています。

今回、愛媛県保険医協会会長を藤田前会長より拝命しました。私は30年以上前に協会に入会しましたが、ある日、協会より一般会員宛てに理事会にも参加していいよ、との手紙が届きました。そこで、ある日、参加したところ、隣にいらっしゃったのが飯尾先生でした。不思議にその日から、飯尾先生とは縁が出来、やがて理事に推薦されました。今から考えると、縁というものは不思議なものです。

私個人は今治小学校→愛光学園→東医歯大→愛大(一外)から開業となりました。趣味は学生時代より麻雀、卒業してからはゴルフと下手の横好きで大勢で集まってワイワイやるのが好きなB型です。

今、協会に課せられた使命は、とに角、開業医の権利と生活を守り、さらには、最近、脅かされている国民皆保険制度の維持にあります。共に力を合わせて下さい。


歯科部会長挨拶

 歯科部会長 佐々木 典彦

 2020年の松村厚先生の死去にともない、歯科部会会長の任を打診された時、私は困惑した。年齢が69歳であり、決して若くないこと。不整脈と胃潰瘍があり、健康不安があること。それよりなにより、松村先生とは比較にならない程の能力差があること。一方で、愛媛協会としての歯科活動のバトンを次の時代の次世代の歯科部会会長へ手渡すまでは走り続けねばならないとも思っていた。任期途中での友の早世は痛恨の極みだった。友の熱い志を引き継ぎリレーを続ける役割が私にはあるのではとも思っていた。ただし、このリレーのゴールは見えない。雲をつかむようなものだ。だから面白いと、松村先生も私も思っていた。歯科の可能性の広さを面白さを伝えていきたいものだ。

私のようないささかくたびれたポンコツ歯科医を補助するために、協会執行部は2名の強力な歯科医を副部会長に選んだ。渡部良平先生と金﨑伸幸先生である。よろしく手助けお願い致します。頼りにしております。

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